「迷惑をかけちゃいけない」
ずっと、そう思って生きてきた。
つらいことがあっても
疲れていても
うまくいっていなくても
「大丈夫です」
「問題ありません」
そう言うのが普通になっていた。
でも、限界を迎えたあと、
しばらくしてから気づいたことがある。
私はずっと、
一人で抱え込みすぎていたんだと思う。
① 「相談する=弱いこと」だと思っていた
当時の私は
・弱音を吐くのはよくない
・人に頼るのは甘え
・自分のことは自分で何とかするべき
そう思っていた。
だから、仕事のことも
体調のことも
家庭のことも
誰にもちゃんと話さなかった。
表面上は普通に過ごしていたけど
仕事の生産性も落ちて
中身はどんどん余裕がなくなっていった。
② 壊れてから、ようやく人に話した
限界を迎えて、休職することになった。
そのあとも
自分のことを人に話すことはできなかった。
というより
話せる人がいないと思い込んでいた。
しばらくしてから
上司や友人、身近な人に
自分の状態をきちんと話せるようになった。
最初は正直、怖かった。
迷惑をかけるんじゃないか。
がっかりされるんじゃないか。
でも、実際は違った。
責められることはなかった。
思っていたより、みんな普通に受け止めてくれた。
むしろ
「大変だったね」
と、共感してもらえた。
そのとき
「ああ、抱え込んでいたのは自分のほうだったんだな」
と思った。
会社でも、休職前から気にかけてくれる人はいた。
差し伸べられていた手を
「大丈夫です」
と振り払っていたのは、自分だった。
③ 頼るようになって、心が少し軽くなった
それからは
無理なときは無理と言う
困ったら相談する
一人で結論を出さない
人に頼ることを、意識してやるようになった。
まだ、上手くできているわけじゃない。
今でも
「自分で何とかしなきゃ」
と思う癖はある。
でも
一人で抱え込む時間は、確実に減った。
それだけで
気持ちの重さは、前よりずっと軽くなった。
④ 支えてくれたのは、特別な誰かじゃなかった
助けてくれたのは
特別なカウンセラーでも
すごい人でもなくて
職場の人だったり
家族だったり
昔からの友人だったり
ただ、近くにいた人たちだった。
それまでは
「迷惑をかけちゃいけない」
と思って距離を取っていたけど、
少しだけ頼ってみたら
関係は壊れるどころか
むしろ深くなった気がする。
⑤ まとめ
一人で抱え込むのをやめたからといって
人生が劇的に良くなったわけじゃない。
問題がなくなるわけでもない。
でも
心にかかるストレスが減った。
限界を超える前に、止まれるようになった。
それだけでも
生きやすさは大きく変わったと思う。
もし今
「迷惑をかけたくない」と思って
一人で頑張りすぎている人がいたら
少しだけでいいから
誰かに話してみてもいいと思う。
それだけでも
心は少し軽くなっていくから。
助けてもらうことは、
弱いことじゃなくて
人生を壊さないための
そして、人生を豊かにするための
一つの選択肢なんだと思う。

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