何もできない自分に絶望していた話
― 壊れた私が、少しずつ戻れた理由 ―

立て直し記録

何もできない自分が、本当に嫌だった。

仕事もできない。
家事もできない。
風呂にも入れない。
ただ寝てるだけ。

「もう普通の人生は歩めないのかもしれない」

休職したばかりの頃、私は本気でそう思ってた。

でも今振り返ると、何もできなかった時期は、終わりじゃなかった。
回復するために必要な時間だったのかもしれない。

1. 休職した時点で、人生が終わった気がした

うつになって休職したとき、私は「ああ、もう普通の人生は無理なのかな」って思った。

会社に行けない。
仕事ができない。
普通に起きられない。

それだけで、自分が社会から外れてしまったような気がした。

周りは普通に働いてる。
結婚したり、昇進したり、旅行に行ったりしてる。

でも私は、布団の中で動けない。

この差が、すごく苦しかった。

休職中、何もできなかった話
休職中、私はほとんど何もできませんでした。寝てばかり、スマホ、ゲーム。それでも回復できました。何もできない自分に悩んでいる方へ、休職中のリアルな過ごし方を正直に書いています。

2. 1日20時間寝ていた

当時の生活は、かなりひどかった。

1日20時間くらい寝てた。
起きてもスマホを少し見るだけ。
食事は、家にあるものを食べるだけ。
風呂も数日に一回。

本当に、生活というより“生きてるだけ”だった。

何かを頑張るとか、前向きになるとか、そんな余裕はなかった。

ただ、寝る。
起きる。
また寝る。

その繰り返し。

でも、当時の私はそれしかできなかった。

でも、休む時期は、ちゃんと休める環境を作るだけでも意味があると思う。
《PR》

3. 考えるのが怖くて、どうでもいい動画を見ていた

何もできない自分について考えると、どんどん苦しくなった。

だから、できるだけ何も考えないようにしてた。

SNSでどうでもいい動画を見る。
スマホを眺める。
気づいたらまた寝る。

それは逃げだったのかもしれない。

でも、今思うと、その逃げも必要だった気がする。

壊れてるときに、自分の人生を真正面から見つめすぎるのは、かなり危ない。

考える体力がないときに考えすぎると、自己嫌悪に落ちてしまう。

※自己嫌悪っていうのは、自分のことを嫌になって責め続けてしまう状態のこと。

私はまさにそれだった。

4. 親に心配されるのがつらかった

何もできない時期に一番つらかったのは、親に心配されたときだった。

もちろん、親は責めてたわけじゃない。
心配してくれてただけ。

でも私は、それが苦しかった。

「心配かけてる」
「迷惑かけてる」
「自分がダメだからこうなった」

そんなふうに感じてしまった。

優しさを受け取る余裕すらなかったんだと思う。

本当は「ありがとう」でよかったのに、
当時の私は「申し訳ない」しか出てこなかった。

休職中、罪悪感が消えなかった話
― 何もしてない自分が怖かった私のリアル ―
休職中なのに罪悪感が消えない。そんな状態だった私のリアルな体験談です。何もしてない自分が怖かった理由と、少しずつ楽になったきっかけを書いています。

5. SNSを見ると、自分だけ止まってる気がした

SNSもかなりきつかった。

知り合いの近況を見ると、心が重くなる。

仕事を頑張ってる人。
楽しそうに出かけてる人。
結婚してる人。
前に進んでる人。

そういう投稿を見るたびに、

「自分だけ止まってる」
「むしろ後退してる」
「人生うまくいってないな」

って思ってた。

もちろん、SNSには良い部分しか出してないことも多い。

でも、弱ってるときって、それが分からない。

見たもの全部を、自分との比較材料にしてしまう。

だから、しんどいときはSNSから離れてもいいと思う。

6. 回復は、いきなり始まらなかった

何もできない時期って、終わりが見えない。

「いつ良くなるんだろう」
「本当に戻れるのかな」
「このままずっと動けなかったらどうしよう」

そんな不安があった。

でも、回復って本当にゆっくりだった。

ある日突然、元気になるわけじゃない。

私の場合は、1日20時間寝ていたのが、少しずつ減っていった。

そして、1日12時間くらい起きていられるようになったとき、

「あれ、少し良くなってきたかも」

って思えた。

それは大きな変化ではなかった。

でも、当時の私にはかなり大きかった。

7. 回復に必要だったのは、心休まる環境だった

今振り返ると、回復に必要だったのは、気合いじゃなかった。

心休まる環境。
ちゃんと休むこと。
そして、考え方を少しずつ変えること。

この3つだったと思う。

逆に、回復を遅らせていたのは、

・ストレスのかかる家庭環境
・早く戻らなきゃという焦り
・自己嫌悪

このあたりだった。

特に焦りはかなり大きかった。

「早く普通に戻らなきゃ」
「何かしなきゃ」
「このままじゃダメだ」

そう思うほど、余計に苦しくなった。

回復には、焦りが一番邪魔だったのかもしれない。

8. 何もできない時期にも、意味はあった

当時は、何もできない自分に絶望してた。

でも今は、少し違う。

あの時期は、自分の人生を見つめ直す機会でもあったと思う。

もちろん、きれいごとにはしたくない。

しんどかった。
本当に苦しかった。
できれば経験したくなかった。

でも、あの時間があったから、私は自分の限界を知った。

無理し続けたら壊れることも分かった。

「ちゃんと生きる」ことより、
「ちゃんと休む」ことの大切さも分かった。

そう考えると、あの時間も全部ムダではなかったのかもしれない。

9. 今、何もできない人に伝えたいこと

今、何もできなくて苦しんでる人へ。

何もできない自分を責めなくていいと思う。

今は、何もしなくていい時なのかもしれない。

無理しないでいい。

寝るだけでもいい。
ご飯を食べるだけでもいい。
風呂に入れなくても、今日はそういう日でいい。

壊れたときに一番必要なのは、頑張ることじゃなくて、休むことだった。

私はそう思ってる。

今の私が当時の自分に言うなら、

「無理するな。休め。それが回復への近道だから」

そう言いたい。

《PR》

少しずつ、普通の生活に戻れた話-回復は、気づかないくらいゆっくり進んでいた-
回復は突然ではなく、気づかないほどゆっくり進みます。朝が少し楽になる、不安が減る…そんな小さな変化が回復のサインでした。うつから普通の生活に戻れたリアルな体験談。

コメント

タイトルとURLをコピーしました