ちゃんと生きるのをやめたら、人生が少し楽になった話― 他人の人生を生きていた私が気づいたこと ―

生き方と考え方

「ちゃんと生きなきゃ」って思ってるのに、なんかずっとしんどい。

頑張ってるはずなのに、うまくいってる感じがしない。
むしろ、どんどん余裕がなくなっていく。

もし今そんな状態なら、もしかしたら
“ちゃんと生きること”が原因かもしれない。

これは、私が「ちゃんと」をやめて
少しだけ生きやすくなった話。

① 私にとっての「ちゃんと生きる」は、他人に合わせることだった

昔の私は、
「ちゃんと生きる=周りに合わせること」だと思ってた。

・人の顔色を伺う
・頼まれたことは断らない
・面倒なことも引き受ける
・嫌でも我慢する

そうやって、
“いい人”でいようとしてた。

自分の気持ちよりも、
周りの空気を優先するのが当たり前だった。

それが、大人として正しい生き方だと思ってたから。

② 気づかないうちに、自分を押し殺していた

ただ、その生活は少しずつしんどくなっていった。

本当は嫌なのに断れない。
疲れてるのに無理して動く。

でも当時は、それが普通だと思ってた。

「みんなも我慢してるし」
「これくらいやらなきゃダメだろ」

そうやって、自分に言い聞かせてた。

今振り返ると、
“ちゃんとしなきゃ”っていう思い込みが
自分を苦しめてたんだと思う。

※こういう「こうあるべき」って考え方は、心理学では“思い込み(認知の歪み)”って言われたりする
→現実よりも、自分の中のルールに縛られてしまう状態

「ちゃんとしなきゃ」に疲れてしまった私の話
規則正しく、真面目に生きてきたはずなのに、なぜか心が壊れた。うつ・休職・離婚を経て気づいた、“ちゃんと生きる”を手放すという選択。その記録。

③ 壊れたのに、自分では気づけなかった

その結果、どうなったか。

私はうつになって、2年間休職することになった。

でも正直、当時の私は
「自分が壊れてる」って自覚がなかった。

まだ大丈夫だと思ってたし、
むしろ頑張りが足りないと思ってた。

最終的には、元妻に半ば無理やり心療内科に連れていかれて
「会社、休みましょうか」って言われて、やっと止まった。

ここで初めて、
「あ、限界だったんだな」って気づいた。

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「余裕」があると、自分の選択をしやすくなる
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④ 「ちゃんと生きる」をやめる決断

休職中、何もできない時間が続いた。

その中で、少しずつ考えるようになった。

「なんでこうなったんだろう」って。

そこで気づいたのが、
自分はずっと“他人の人生”を生きてたってこと。

自分がどうしたいかじゃなくて、
周りにどう思われるかで生きてた。

だから私は、
「ちゃんと生きるのをやめてみよう」と思った。

⑤ 実際にやめたこと

やめたことはシンプル。

・完璧主義
・他人軸(人の目を基準にすること)
・理不尽な我慢
・必要以上の努力

ただ、これがめちゃくちゃ難しかった。

特に、
“人に合わせること”が当たり前になってたから

「自分の気持ちを優先する」っていうのが
最初は全然わからなかった。

だから最初は、ちょっと極端だったと思う。

我慢しないようにしたら、
逆にわがままになりすぎて
人に迷惑かけた時期もあった。

でもそれも含めて、
少しずつバランスを覚えていった感じ。

⑥ 一番大事だったのは「自分の声を聞くこと」

やめるために一番やったのは、
「自分の気持ちを聞くこと」だった。

・これ本当にやりたい?
・無理してない?
・嫌じゃない?

こういう問いを、自分にするようにした。

今までずっと無視してきたから、
最初は全然わからなかったけど

少しずつ、
「あ、これ嫌なんだな」
「これは好きかも」

って感じられるようになってきた。

⑦ やめたら、人生がどう変わったか

正直に言うと、
劇的に何かが変わったわけじゃない。

でも、確実に楽になった。

・気持ちが軽くなった
・無駄なストレスが減った
・人間関係がシンプルになった

そして何より、
“大切な人を大切にできるようになった”

これはかなり大きかった。

前は余裕がなくて、
誰かのために頑張ってるつもりで
結局ちゃんと向き合えてなかったと思う。

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⑧ 「ちゃんと生きない」ってどういうことか

誤解しやすいけど、
「ちゃんと生きない=適当に生きる」ではないと思ってる。

私の中では

“自分を押し殺してまで、他人に合わせない”

ってこと。

必要な気遣いはする。
でも、自分を犠牲にしすぎない。

そのバランスを取ることが、
「ちゃんと生きない」なんだと思う。

⑨ 今でも完璧ではない。でも、それでいいと思ってる

今でも正直、
人の顔色を気にしすぎることはある。

「これ言って大丈夫かな」とか
「嫌われないかな」とか

そういうのは、完全にはなくなってない。

でも前と違うのは、
“気づけるようになったこと”

「あ、今また無理してるな」って思えたら
少し引けるようになった。

それだけでも、だいぶ違う。

⑩ 昔の自分に伝えたいこと

もし昔の自分に一言言うなら

「自分の人生の主役は、自分だよ」

って伝えたい。

人に優しくするのも大事。
気を遣うのも大事。でも、
自分が苦しくなるほどやる必要はないと思う。

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