復職できたら、元通りに働けると思ってた。
でも現実は違った。
集中できない。
理解できない。
仕事中に眠くなる。
「私、もうダメかもしれない」
そんなふうに思っていた、あの頃の話。
①復職したのに、何もできなかった
復職した直後。
とにかく、仕事ができなかった。
メールを何回読んでも、内容が頭に入らない。
理解するだけで、ものすごく疲れる。
会議で発言するなんて、かなりのエネルギーが必要だった。
以前とは違う部署だったこともあって、覚えることも多い。
さらに、薬とうつの影響で、とにかく眠い。
仕事中に居眠りしてしまうことも、何度もあった。
作業スピードは遅いし、集中できない。
周りについていけない感覚。
正直、
「なんでこんなにできないんだ」
そればかり思ってた。
②自分に一番ダメージを与えていたのは、自分だった
当時、一番つらかったのは、
周りの目じゃなかった。
自分の中の声だった。
・こんなんじゃダメだ
・早く元に戻らなきゃ
・迷惑かけてる
そして、
「なんで私はこんなにできないんだ」
できない自分に、イライラしてた。
怒りすら湧いてた。
③周りは、思ってるほど責めてこない
意外だったのは、周りの反応。
ほとんど何も言われなかった。
今思うと、
「いればいいよ」
そんな空気だったと思う。
それが、本当に助かった。
正直、私は上司ガチャに当たったと思ってる。
だからもし今、職場環境がつらい人は、
無理して続ける必要はないと思う。
うつが悪化するくらいなら、
一度離れるのも、全然あり。
そのほうが、回復が早いこともある。
④できなかったけど、これだけは続けた
当時、私が頑張っていたのは一つだけ。
毎日、出勤すること。
無理に成果を出そうとはしてなかった。
というか、
無理しても、できない。
それはもう分かってた。
だから、
「今日は行けた。それでOK」
それくらいの感覚だった。
※復職直後の不安については、
→「復職初日、会社に行くのが怖かった。でも、想像より大丈夫だった話。」も参考になると思う。
⑤少し楽になったきっかけ
転機は2つ。
・上司や会社の配慮
・考え方が変わったこと
あるとき、こう思えるようになった。
「最悪、クビになっても死ぬわけじゃない」
もう一度どん底を経験してると、怖さが減る。
失うものがない、って強い。
そこから、気持ちが少し軽くなった。
⑥回復は、能力じゃなく体調の問題だった
当時は、
「能力が落ちた」
と思ってた。
でも違った。
体調が回復してくると、
少しずつ、できることが増えていった。
今は、まだ薬は飲んでるけど、
むしろ、うつになる前より
仕事の感覚は良くなってきてる。
自信も戻ってきた。
※回復の流れについては、
→「少しずつ、普通の生活に戻れた話」も読んでほしい。
⑦今の私の働き方
今のスタンスはシンプル。
・完璧は目指さない
・できる範囲でやる
・続けることを優先する
中途半端な完璧主義って、
自分も周りもキツい。
それより、
70%でもいいから、続ける。
それで十分だと思ってる。
※完璧を手放した話は、
→「もう無理はしない。完璧をやめたら、人生が少し楽になった話」にも書いてます。
⑧今、仕事ができなくて苦しい人へ
もし今、
復職したのに仕事ができない
集中できない
役に立ってない気がする
そう思っているなら、これだけ伝えたい。
今は、仕事できなくていい。
回復したら、できるようになる。
できるようになってから、頑張ればいい。
回復期は、
「能力を発揮する時期」じゃなくて、
「回復する時期」だから。

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