同棲って、もっと分かりやすく幸せなものだと思ってた。
毎日楽しくて、
ずっと仲良くて、
一緒に暮らせば自然とうまくいく。
昔の私は、
どこかでそんな風に思ってた気がする。
でも実際は、
幸せだけじゃなかった。
生活習慣の違いもあるし、
お金の話もあるし、
家事だってちゃんと現実だった。
それでも今、
私は思う。
同棲してよかったなって。
大きな出来事じゃなくて、
本当にしょうもないくらい普通の時間の中に、
「ああ、これが幸せなのかも」
って思う瞬間が増えたから。
①同棲って、幸せだけじゃなかった
同棲って、
たぶん外から見ると少しキラキラして見える。
好きな人と一緒に住む。
同じ家に帰る。
一緒にご飯を食べる。
言葉にすると、
なんかすごく幸せそうに見える。
もちろん、
幸せな時間はある。
でも、
実際に一緒に暮らしてみると、
それだけじゃなかった。
生活リズムの違いもあるし、
家事のやり方も違う。
お金の使い方も、
休日の過ごし方も、
人によって全然違う。
「好き」だけで全部うまくいくほど、
生活って簡単じゃなかった。
私は過去にも、
同棲でうまくいかなかった経験を書いてきた。
優しさだけで同棲して、
うまくいかなかったこともあった。
喧嘩が増えたり、
余裕がなくなったり、
一緒にいるのにしんどくなったこともある。

だから私は、
「同棲すれば幸せになれる」
とは思ってない。
同棲は、
ちゃんと現実だと思う。
でも、
今の暮らしの中で感じる幸せは、
昔の私が想像していたものとは少し違った。
②特別なデートより、家で映画を観る時間が好きになった
もちろん、
二人でデートしてる時間も好き。
どこかに出かけたり、
美味しいものを食べたり、
旅行に行ったり。
そういう時間も、
ちゃんと幸せだと思う。
でも、
同棲してから好きになったのは、
もっと普通の時間だった。
お菓子とジュースを用意して、
一緒に映画を観る時間。
別に高いお店じゃなくていい。
部屋でだらっとして、
途中でどうでもいい話をして、
映画の内容にツッコミながら笑ってる。
そういう時間が、
意外と好きだった。
あと、
車で行ったことのないスーパーに行ってみるのも好き。
「ここ初めて来たね」
「この惣菜うまそう」
「こっちのスーパー安くない?」
そんな会話をしながら、
二人で店内を歩く。
何か特別なことをしてる訳じゃない。
でも、
こういう時間に、
私は少し安心する。
昔の私は、
休日にはちゃんと予定を入れないと、
なんとなく損してる気がしてた。
どこかに行かなきゃ。
何かしなきゃ。
充実させなきゃ。
そう思ってた。
でも今は、
近所のスーパーに行く休日でも、
意外と満たされる。
こういうのは、
一人暮らしの頃にはあまり感じなかった幸せかもしれない。
③同じ部屋にいて、別々のことをしてる時間も心地いい
同棲してから、
少し不思議だなと思ったことがある。
同じ部屋にいるのに、
それぞれ別のことをしてる時間がある。
私はスマホを見てたり、
ブログのことを考えてたり、
妻は別のことをしてたり。
会話がずっとある訳じゃない。
でも、
同じ空間にいる。
それだけで、
なんか落ち着く時がある。
昔は、
一緒にいるなら会話しなきゃとか、
何か楽しいことをしなきゃとか、
どこかで思ってた気がする。
でも、
本当に心地いい関係って、
ずっと頑張って会話しなくてもいいのかもしれない。
黙ってても気まずくない。
それぞれ好きなことをしていても、
ちゃんと同じ場所にいる感じがある。
これは、
かなり地味な幸せだと思う。
SNSに載せるような派手さはない。
写真映えもしない。
でも、
私にとってはかなり大事な時間だった。
④家に帰るのが、前より安心するようになった
同棲して一番変わったのは、
家に帰る感覚かもしれない。
仕事が終わって、
疲れて家に帰る。
昔なら、
ただ寝るために帰ってるような日もあった。
家に帰っても、
気持ちが休まらない時期もあった。
でも今は、
玄関を開けた時に、
少し暖かい安心感がある。
これまで感じたことのない、
家に帰ってきた感じ。
うまく言えないけど、
「戻ってきた」
って思える場所があるのは、
けっこう大きい。
仕事で疲れていても、
家に帰れば妻がいる。
それだけで全部が解決する訳じゃない。
仕事の悩みもあるし、
将来の不安も消えない。
でも、
家に帰った時に、
少しだけ呼吸が深くなる。
そういう安心感がある。

同棲って、
楽しいイベントというより、
日常を一緒に作ることなんだと思う。
だからこそ、
家に帰るのが少し楽しみになるって、
かなり大きいことなのかもしれない。
⑤公園でコーヒーを飲むだけで、幸せだと思う日がある
休日、
家の近くの公園で、
妻とコーヒーを飲むことがある。
別に高いカフェじゃなくていい。
コンビニのコーヒーでもいいし、
家から持っていってもいい。
ベンチに座って、
他愛のない話をする。
今日何食べるとか、
次どこ行きたいとか、
あの人おもしろいねとか。
本当に、
どうでもいい話。
でも、
そういう時間に、
「ああ、幸せだな」
って思うことがある。
昔の私は、
幸せってもっと大きいものだと思ってた。
収入が増えるとか、
周りから認められるとか、
いい車に乗るとか、
すごい場所に行くとか。
もちろん、
そういう幸せもあると思う。
私だって、
車もバイクも好きだし、
旅行も好きだ。
でも、
今の私にとっては、
近所の公園で妻とコーヒーを飲む時間も、
かなり幸せだった。
なんてことない時間で幸せを感じるようになるなんて、
同棲前の私は想像してなかった。
最近は、節約も兼ねて家でコーヒーを淹れて外に持っていく時間も好きになった
⑥妻の笑顔を見て、この人でよかったなと思う
妻と暮らしていて、
この人でよかったなと思う瞬間がある。
たとえば、
プレゼントをあげた時。
すごく高いものじゃなくても、
心の底から嬉しそうに、
満面の笑みで
「ありがとう!」
って言ってくれる。
その顔を見ると、
ああ、この人に渡してよかったなって思う。
私はたぶん、
妻のそういう素直に喜べるところが好きなんだと思う。
あと、
変な替え歌をよく歌ってるところも好き。
家の中で急に変な歌を歌い出したり、
しょうもない歌詞に変えてたりする。
最初は笑うけど、
だんだんそれが日常になる。
そういう何でもない癖とか、
その人らしさみたいなものが、
一緒に暮らすと見えてくる。
同棲って、
相手のきれいな部分だけを見る生活じゃない。
疲れてる時もあるし、
機嫌が悪い時もある。
生活感も出る。
でも、
その中でふと見える笑顔とか、
しょうもない一面とか、
そういうものが積み重なって、
「この人と暮らしててよかったな」
って思うのかもしれない。
⑦私が守りたいのは、妻の笑顔だった
今の暮らしの中で、
一番守りたいものは何か。
そう聞かれたら、
私はたぶん、
妻の笑顔って答える。
昔の私は、
もっと自分のことばかり考えていた気がする。
認められたい。
上に行きたい。
置いていかれたくない。
不安を消したい。
そういう気持ちが強かった。
もちろん、
今でも自分の人生は大事だし、
お金の不安もある。
将来のことも考える。
でも、
今の暮らしの中で、
妻が笑っている時間を守りたいと思うようになった。
これは、
きれいごとだけじゃない。
ちゃんと働くことも、
お金を整えることも、
無理しすぎないことも、
家事を一緒にやることも。
全部、
この暮らしを守るために必要なんだと思う。

⑧幸せって、思っていたより地味だった
同棲してみて思った。
幸せって、
思っていたより地味だった。
映画を観るために、
お菓子とジュースを用意すること。
行ったことのないスーパーに、
車で行ってみること。
同じ部屋で、
別々のことをしてること。
公園でコーヒーを飲みながら、
どうでもいい話をすること。
プレゼントを渡した時に、
妻が嬉しそうに笑ってくれること。
そういう小さい時間が、
今の私にはけっこう大事だった。
昔の私は、
もっと大きな幸せを探してた気がする。
人生を変えるような出来事とか、
誰かに認められることとか、
周りより上に行くこととか。
でも、
壊れたあとに少しずつ暮らしを立て直して、
今こうして妻と暮らしてみると、
幸せって案外、
生活の中に落ちてるものなのかもしれないと思う。

⑨少し羨ましいくらいの暮らしを、私は守りたい
この記事を読んで、
誰かにすごく感動してほしい訳じゃない。
「同棲すれば幸せになれるよ」
って言いたい訳でもない。
同棲は大変なこともある。
生活だから、
きれいごとだけじゃ続かない。
家事もあるし、
お金もあるし、
価値観の違いもある。
でも、
ちゃんと向き合える相手と暮らせたら、
人生は少し暖かくなるのかもしれない。
疲れて帰ってきた時に、
安心できる家がある。
休日に、
近所の公園でコーヒーを飲める。
しょうもないことで笑える。
変な替え歌が聞こえる。
そういう暮らしを、
私はけっこう気に入ってる。
昔の私は、
普通の幸せがよく分からなかった。
でも今は、
少しだけ分かる気がする。
たぶん、
すごい人生じゃなくてもいい。
誰かに自慢できる毎日じゃなくてもいい。
帰りたい家があって、
守りたい笑顔があって、
一緒にくだらない話ができる人がいる。
それだけで、
けっこう幸せなのかもしれない。
もし今、
人生がうまくいってなくて、
普通の幸せなんて遠いと思ってる人がいるなら。
私も、
ずっとそう思ってた。
でも、
ちゃんと生きられなかった私でも、
少しずつこういう暮らしに近づけた。
だから、
あなたもいつか、
「少し羨ましいな」って思えるような暮らしに、
たどり着けるかもしれない。
派手じゃないけど、
ちゃんと暖かい。
私は今、
そんな暮らしを守っていきたい。


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